今回のガットブーンは、キンドル・アンリミテッドの全てを徹底解説したいと思います。
- そもそもキンドル・アンリミテッドって何?
- 本当にコスパが良い読み放題サービスなの?
という疑問を分かりやすく解説するとともに、キンドル・アンリミテッドの魅力やメリット、賢く使うオススメの方法なども紹介していきたいと思います。
もくじ
- Kindle Unlimitedとは?
- Kindle Unlimitedの魅力とメリット
- Prime ReadingとKindle Unlimitedの違い
- Kindle Unlimitedで読める本と読めない本
- Kindle Unlimited対象本の検索方法
- Kindle Unlimitedで本を読む方法
- Kindle Unlimitedの申し込み方法
- Kindle Unlimitedの支払い方法
- Kindle Unlimitedの解約方法(自動更新をオフにしておこう)
- Kindle Unlimitedのおすすめの使い方
- Kindle Unlimitedのメリット
- Kindle Unlimitedのデメリット
Kindle Unlimitedとは?
月額980円で本や漫画や雑誌が読み放題になるAmazonのサブスクリプションサービスで、Amazonアカウントを持っていれば誰でも加入することができます。
Kindle Unlimited
サービスの概要
サービス | Kindle Unlimited キンドル・アンリミテッド |
---|---|
料金 | 月額980円 プライム会員割引なし |
対象者 | アマゾン会員なら 誰でも加入可能できる |
作品数 | 和書12万冊以上 洋書120万冊以上 |
ジャンル | 本・漫画・雑誌など 定期的に作品が変わる |
プライム会員特典はあるの?
月額500円で圧倒的な数の特典が受けられるAmazonプライムですが、キンドル・アンリミテッドに関しては、プライム会員だからといって割引などの特典はありません。
Kindle Unlimitedの魅力とメリット
その①
本が好きなだけ読み放題になる
本や雑誌をよく買う人なら納得すると思いますが、本て意外と高いですよね!単行本だと1冊1,500円くらい、雑誌だと1冊800円くらいでしょうか?
単純に本や雑誌を毎月1冊か2冊買う人なら、キンドル・アンリミテッドを利用しても十分に元が取れると思います。
下の画像は、記事を書いた時にたまたま見つけた本をスクショしたもので、人気作家さんの本も読み放題の対象本となっていました。


左の単行本は通常1,430円/右の単行本は通常1,833円
Amazonで価格を調べたところ、池上さんの本が1,430円で竹田さんの本が1,833円で売られていました。これがキンドル・アンリミテッド加入者なら、追加料金なしで読み放題になるのですから結構お得です。
※上の内容は記事執筆時現在の情報です。
その②
雑誌のラインナップが豊富
キンドル・アンリミテッドの魅力として絶対に外せないのが、雑誌のラインナップが豊富であるということです。
本屋さんの目立つ所に置いてあるようなメジャー雑誌の最新号が、キンドル・アンリミテッドなら全て読み放題で楽しむことができちゃいます。
下の画像はキンドル・アンリミテッドで読める雑誌のほんの一部で、週刊誌、ビジネス誌、IT情報誌、ファッション雑誌などの様々なジャンルの雑誌が揃っています。
これは雑誌のほんの一部
ただし、雑誌だけを読みたいなら…
雑誌だけを読み放題で楽しみたいならキンドル・アンリミテッドではなく、楽天マガジンという選択肢もありだと思います。
ただし、楽天マガジンには本や漫画はないので「オールマイティーに本が読みたい」となると、やはりキンドル・アンリミテッドに軍配が上がります。
編集長しきしま
その③
知識のインプットに最適
キンドル・アンリミテッドは、特定のジャンルの知識を一気にインプットしたい時にもオススメです。
例えば…
- 英語の勉強
- パソコンの勉強
- ネットの知識
- プログラミングの勉強
- ビジネスのノウハウ など
をコストを抑えて一気にインプットしたいといった場合にも活用することができます。
かく言うそんな筆者も、Python(プログラミング言語)の勉強はキンドル・アンリミテッドを使って、コストを抑えつつ一気に基礎を固めました。
Pythonの参考書がずらり

特定分野の本が意外と多いのも魅力
プログラミング以外にも英語や表計算、ワード、ネットリテラシー、経済金融などの特定の分野に特化した学習にも活用することができます。
英語の専門雑誌がずらり

英語に特化した参考書や雑誌も読み放題対象だ
その④
好きな端末で本が読める
キンドル・アンリミテッドは、パソコンやスマホで利用することができるため、場所を選ばずに本や雑誌を楽しむことができます。

左からKindle端末・iPhone・iPad
ダウンロードした本はオフライン環境でも読むことができるので、通勤中やスキマ時間などをより充実したものにしてくれるでしょう。
こんな端末で読める
- iPhone端末
- Android端末
- Kindle端末
- Fire端末
- iPad端末
- タブレット端末
- Windowsパソコン
- Macパソコン
キンドル・アンリミテッドには、専用アプリ(Kindleアプリ)が用意されているので快適に電子書籍を楽しむことができます。もちろん、ブラウザからも利用可能です。


左はAppStore/右はGooglePlayStore
Prime ReadingとKindle Unlimitedの違い
Amazonには、キンドル・アンリミテッドと似たようなサービスでプライム・リーティングというものがあります。
これは、簡単に言うとキンドル・アンリミテッドの下位プランのような位置付けのサービスで、読み放題になる本は数百冊しかありません。
また、プライム会員のみが使えるサービスなので、通常のAmazon会員が利用することはできません。
圧倒的に作品数が違う
サービス名 | Prime Reading | Kindle Unlimited |
料金(税込) | プライム会員料金の 月額500円で利用可能 | 月額980円 プライム会員割引なし |
対象者 | プライム会員のみ利用可能 | アマゾン会員なら誰でも加入可能 |
作品数 | Kindle Unlimitedの中から 和書・洋書合わせて数百冊 | 和書12万冊以上 洋書120万冊以上 |
ジャンル | 本・漫画・雑誌など | 本・漫画・雑誌など |
Kindle Unlimitedで読める本と読めない本
キンドル・アンリミテッドに加入したからといって、Amazonで取り扱っている全ての電子書籍が読み放題になるわけではありません。
読み放題になるのは、あくまでもキンドル・アンリミテッド(読み放題)対象本だけで、下の画像の通り対象本には「¥0 kindle unlimited」というマークが付いています。
読める本

アンリミテッド対象本
逆に下の画像のようにキンドル・アンリミテッド非対象の本については、値段が表示されているので迷うことはないでしょう。
読めない本

読み放題にはならない本
Kindle Unlimited対象本の検索方法
キンドル・アンリミテッド未加入の状態で、対象本(読み放題になる本)を探すならタブレットやパソコンのブラウザから検索するのがベストです。
スマホだとPC版に切り替えなければ対象本を探せず、とにかく検索しづらいのでオススメできません。
対象本の検索方法
続いて「Kindle本&電子書籍リーダー」を選択します。
さらに「Kindle本」を選択します。「Kindle Unlimited」の方では対象本は探せません。
「読み放題対象タイトル」にチェックを入れれば、アンリミテッド対象本が表示されます。
上の手順をふむのが面倒くさいという方は、下のボタンからもキンドル・アンリミテッド対象本を探すことができます。
ただし、加入すればアプリから簡単に探せる
キンドル・アンリミテッドに加入した場合は、上の手順をふまなくてもアプリからサクッと読み放題対象本を探すことができます。
アプリ内の「カタログ」ボタンから読み放題本を探せるので、ストレスなくキンドル・アンリミテッドを楽しむことができます。

カタログから探せる
Kindle Unlimitedで本を読む方法
キンドル・アンリミテッドで本を読む方法はいたってシンプルで、読み放題対象本を探して「読み放題で読む」をタップすればダウンロードが始まるので、これが完了すれば本を楽しむことができます。

「読み放題で読む」をタップすればDLできる
キンドル・アンリミテッドで一度に読み放題で読める本は10冊までで、11冊目を読もうとすると下の画像のように「本は1度に10冊まで利用できますが…」と表示されてしまいます。
これを解除するためには、読み終わった本の利用を停止してあげればOKで、「利用を停止して続ける」をタップすれば新しい本のダウンロードが始まります。

1度に利用できるのは10冊まで
Kindle Unlimitedの申し込み方法
キンドル・アンリミテッドの申し込み方法は、下の手順の通りです。
すでにAmazonアカウント作成済みの人なら、次の数ステップで無料トライアル(30日間の無料体験)を始めることができます。
申し込み手順
利用規約等を確認して、サインインボタンをタップします。
普段使っているAmazonアカウントのメールアドレスとパスワードを入力します。
支払い方法を選択すれば、30日間の無料トライアルを始めることができます。
Kindle Unlimitedの支払い方法
キンドル・アンリミテッドの支払い方法は、次の3つのみ対応しています。
- クレジットカード
- デビットカード
- 携帯キャリア決済


クレカ、デビット、キャリア決済を選択できる
残念ながらAmazonギフト券やAmazonポイントでは、キンドル・アンリミテッドの料金を支払うことはできません。
Kindle Unlimitedの解約方法(自動更新をオフにしておこう)
キンドル・アンリミテッドでは、30日間の無料トライアル期間が過ぎてしまうと、そこから月額980円の料金が発生していきます。
使い続けるなら良いのですが、解約のし忘れで課金されるのはもったいないので、申し込み後は一旦、自動更新をオフにしておきましょう。
オフにしても30日間は使える
方法は簡単で、「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」から自動更新をオフにすることができます。ちなみにキャンセルしても、30日間の有効期限までは使い続けることができます。
Kindle Unlimitedのおすすめの使い方
キンドル・アンリミテッドのおすすめの使い方は、
編集長しきしま
雑誌については毎月最新号が読めるものの、本や漫画については数ヶ月経たないとラインナップが入れ替わらないので、若干飽きてしまいます。
また、年末年始やお盆などの長期休みに使った方が時間的に余裕があるので、よりコスパが高くなるでしょう。

iPadでキンドル・アンリミテッドを読む
かくいう筆者も、数ヶ月おきに使うパターンを続けており、上の「魅力その③」で書いたように、知識を一気にインプットしたい時にキンドル・アンリミテッドをよく利用しています。
Kindle Unlimitedのメリット
筆者が考え付く、キンドル・アンリミテッドのメリットは次の通りです。
こんなメリットがある
- 数冊読めば元が取れるのでコスパが良い
- 短期集中の学習教材としてもコスパが良い
- 電子書籍なので実際の本のようにかさばらない
- 最新号の人気雑誌がほぼ網羅されている
- 人気作家の本や漫画が読み放題になる時がある
- 一定期間でラインナップが変わるのが良い
- 長期休みの暇つぶしとしてかなり優秀なサービス
Kindle Unlimitedのデメリット
続いて、デメリットはこんなところでしょうか?
こんなデメリットがある
- 小説やビジネス書のラインナップが少ない
- 毎月使っているとラインナップに飽きてくる
- 課金していることを忘れると月額980円は痛い
「ラインナップに飽きてくる」ことについては、上で紹介している「Kindle Unlimitedのおすすめの使い方」の通り、数ヶ月おきに使うといい感じに解消されます。
やはり1番のデメリットは、加入したままキンドル・アンリミテッドの存在を忘れてしまうことです。そのまま月額980円を取られ続けてしまうのは、手痛い出費につながるので要注意です。