イーサリアムをステーキングして暗号資産を増やす簡単な方法|配当金のようにETHを受け取る

暗号資産にも株と同じように配当金のような仕組みがあります。それがステーキングです。

今回は、僕自身が実践しているイーサリアム(ETH)のステーキング方法をご紹介したいと思います。

安全かつ簡単にステーキングすることができるので、かなりおすすめな方法だと思います。

ざっくりとした手順は、以下の通りです。

  1. 取引所でETHを購入する
  2. ハードウェアウォレット(LedgerかTrezor)にETHを送る
  3. ハードウェアウォレットからステーキングする|ミッション完了

ちなみに、ETHをステーキングする方法は3つあります。

  1. ソロステーキング|32ETHが必要
  2. Staking as a Serviceを利用する|32ETHが必要
  3. Pooled Stakingの利用する|少額のETHでOK

32ETHを持っている人なら、ソロステーキングが最も報酬が高いのでオススメですが、2025年1月8日現在の1ETHあたりの価格が日本円で54万円なので、32ETHとなると約1,700万円が必要になります。

ほとんどの人にとってハードルが高すぎると思うので、「32ETHも持っていないけどステーキングしたい!」という場合は、現状ではPooled Staking一択となります。

僕も32ETH持っていないので、Pooled Stakingを利用しています。今回紹介する方法も、このPooled Stakingになります。

ちくた

ここからは、ETHのステーキング方法について具体的に説明していきたいと思っています。

手順① 取引所でETHを購入する

まずは取引所でETHを購入します。取引所はどこでも良いのですが、無難にコインチェックやBitbankあたりが手軽で良いと思います。

手順② ハードウェアウォレットにETHを送る

取引所でETHを手に入れたら、自分のハードウェアウォレットに送信します。

ハードウェアウォレットはLedgerかTrezorを購入するのが無難です。2メーカーとも信頼性が高く、故障してもリカバリーフレーズさえ紛失しなければ暗号資産が無くなることはありません。

Ledger公式サイト

Trezor公式サイト

LedgerとTrezor

ハードウェアウォレットの2本持ち。Trezor Safe 3購入 【Trezor購入】Ledger Nano S PlusからTrezor Safe 3に暗号資産を送信してみました

取引所からハードウェアウォレットにETHを送るのも簡単です。例えば、LedgerならLedger Liveというアプリを使ってETHアドレスを確認後、そのアドレス宛に取引所からETHを送信します。

STEP.1
ETHの受信アドレスをコピー

まずはハードウェアウォレット側でETHの受信アドレスを取得してコピーします。

取引所からハードウェアウォレットにETHを送る

STEP.2
アドレスを貼り付けてETHを送信する

次に取引所(コインチェック等)側で送金を選択して、先程取得したETHの受信アドレス貼り付けて送信すれば完了です。

アドレスを貼り付けてETHを送信する

しばらく待つとハードウェアウォレット側にETHが送られるので、これでETHのステーキングの準備が整いました。

取引所からハードウェアウォレットへの送信は簡単だけど本当に送信できるか不安なんだけど?

その不安は大切だよ!暗号資産を送信する際はテストとして少額を送信して、無事に届いたことを確認して大きな額を送信するのが鉄則だよ。

いきなり全額送信して、アドレスが間違っていたら大損害だもんね!

手順③ いざ!ETHをステーキングする

それでは、ETHのステーキングをしてみたいと思います。今回は、ハードウェアウォレットのLedgerを使用してステーキングします。

Ledger Liveの「報酬獲得」ボタンをクリックして「Ethereum」を選択します。

ステーキングをする

続いてステーキングプロバイダーを選択します。Pooled Stakingで知名度が高いのはLidoです。僕自身もいつもLidoを利用しています。

ステーキングプロバイダーの選択

どのくらいのETHをステーキングするか入力しましょう。現在のARPは2.9%なので、年利2.9%のETHを報酬として受け取れるという目安になります。

ARPを確認

今回は1.5ETHをステーキングするので、年で概ね0.0435ETHを受け取れます。日本円にすると約2万3,300円分にもなります。(2025年1月8日現在、1ETHあたり約54万円)

ちくた

ステーキングして放置しておくだけで年2.9%の利益が得られるなんて、かなりお得!ただし、下のようなリスクもあります。

ステーキングのリスク

暗号資産をガチホして将来の資産形成を加速させようと考える人たちが多い中、ハードウェアウォレットで行うステーキングにはかなりの魅力とメリットがあります。

ただホールドしておくよりも福利の力でさらなる利益をえるチャンスが生まれるわけです。ただし、ステーキングにもリスクがないわけではありません。

ざっと上げると以下のようなリスクがあります。

スマートコントラクトのリスク

Lidoはスマートコントラクトを利用してステーキングを管理しています。これらのコードにバグや脆弱性があると、資産の損失につながる可能性があります。

ETHの価格変動リスク

ステーキング中でもETHの価格は変動します。市場価格が下落した場合、ステーキング報酬を上回る損失を被る可能性があります。

流動性トークン(stETH)のリスク

Lidoでステーキングすると、ETHの代わりに「stETH」というトークンを受け取ります。このstETHは一部の取引所やDeFiで利用できますが、市場価格がETHと乖離するリスクがあります。

バリデータのペナルティ

ネットワーク上のバリデータが悪意のある行為をしたり、不具合を起こした場合、ステーキングしたETHにペナルティ(スラッシュ)が課される可能性があります。

ちくた

将来の資産形成のためにETHをガチホするつもりなら、ステーキングで増やしながら長期保有するのも有効な投資戦略のひとつだと思います。

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